2007年07月31日

外国の関西

高度なユーモアを駆使して日々のコミュニケーションが行われる関西という地域は日本において独特の位置を占めていると思うのだが、似たような地域が外国にもあるのだろうかというのは僕の長年の疑問であった。

より具体的に言えば、歴史的な古都である京都のような街は世界各地にありそうだ。開放的な港町である神戸に似た街も世界各地にあるだろう。だが、笑いを中心にすべてが回っている大阪のような街は他にあるのだろうか。

世界の広さを考えれば、どこかにあるに違いないとも思う。だが、聞いたことがない。

はたしてその地域でも関西と同様に、ボケとツッコミが笑いの基本として認識されているのだろうか。笑いの取れない男はまったくもてないのだろうか。

そんな風に気になって、ずっと悩んでいた。

それで外国人に会うたび、「あなたの国に関西はないか」と聞きまくっていたのだが、なかなか求める答えは得られなかった。

ところがこの前、ついに証言を得たのである。

それは神戸でトルコ料理店に入った時。日本語を饒舌に話すトルコ人のマスターに聞いた所、「ある」と断言してくれた。

「それは黒海沿岸だね」とのこと。

マスターはトルコの東の端の出身、クルド人とトルコ人のハーフなのだそうだが、トルコの北部にあたる黒海沿岸部の人々に関して、

「とにかく面白い連中なんだよね。彼らのイントネーションを聞いただけで笑える」

まさしく関西ではないか。

「何か変なことしても、『黒海やね』で済まされる。彼らはジョークもたくさん作るよ。日本にはあんまりそういうのが無いよね」

ジョークというのはつまり小噺形式の笑い話で、アメリカ人が好きなやつである。トルコ人も好きらしい。たしかに日本にはない文化だ。

「トルコには民族がたくさんいるから、エスニックジョークが多い。イスラム教徒ジョーク集、キリスト教徒ジョーク集、ユダヤ教徒ジョーク集。それぞれ一冊の本になってる」

黒海人はボケとツッコミをするのかは聞き忘れた。またトルコ人に会ったら聞いてみたい。

日本とトルコにそういう地域が存在するということは、他にもあるに違いない。今後も外国人に会うたびに聞いていこうと思う。「外国の関西」とかいう本を書いたりしたら、関西ではそれなりに売れるのではないか。

今、そういう地域に行ってもその面白さはあまり分からないと思うのだが、いつか自動翻訳機の精度が向上したら、外国の関西を旅して回りたいと思う。

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2007年01月20日

シンガポールは港町

シンガポール滞在中に強く感じた印象は、それが港町であるということです。国際的で、洗練されていて、住民はフレンドリーで、新しいものを積極的に取り入れる。

同じ中国人中心の経済拠点である香港と比べると、人々の性格もいくらか穏和のようです。

地元の人たちが語っていたシンガポールの印象をいろいろまとめてみました。香港と比較している人が多いのは、僕が12月に香港に行ったという話をしたからです。


シンガポールで研究者をしている知り合い

シンガポール人はそれほど残業しない。
夜になるとビルは真っ暗。

では、家に帰って何をしているかというと、テレビはそれほど見ない。
シンガポールのテレビ番組というのは実に退屈。
その代わり、海外の番組を見たりする。

ここは東と西の文化の接点。東の文化では夜は自宅でテレビを見る人が多いが、西の文化ではバーに行って知り合いと話したりする。シンガポールではどちらのパターンもありうる。

シンガポールのマスコミには政府批判がほとんど出てこない。TV番組が面白くないのも、政府の管理が強すぎて、クリエイティビティがあまり育たないからかも知れない。

国土は狭いが香港と比べて平地が多いため、香港の人より二倍広い家に住んでいる。


30代くらいの運転手さん。インド系? 車内でインド音楽をかけていた。

香港の人たちはシンガポール人ほどフレンドリーじゃない。
店で商品に触ったのにそれを買わなかったりすると、怒ったりする。
しかし、彼らはよく働く。


40代くらいの運転手さん。中国系? 車内で中国系の音楽をかけていた。

僕はシンガポールで育った。
シンガポールは退屈だ。香港の方がずっといい。

休日はマレーシアに行ったりして過ごしている。僕が運転したり、友人が運転したり。

香港ではいろいろお金の使い道がある。彼らはたくさん働き、たくさん遊ぶ。シンガポールの人間はただ貯めるだけ。
香港の人間は計算も速い。ビジネスの契約を結ぶ際、頭の中ですぐに計算ができている。我々は電卓を持ち出さなくてはならない。


30代くらいの運転手さん。中国系。

3年間、タクシーの運転手をしてきた。
いつも夜働くことにしている。
昼の暑さには耐えられないし、渋滞がひどい。夜の方がずっと快適。

この仕事は自分に向いていると思う。
自分の好きな時間に働いて、自分で自分を管理できる。

両親は中国出身で、僕はシンガポールで生まれた。
中国本土に行ったのは一度だけ。香港に行った時に、深チェンに立ち寄った。

香港はここと似ているけど、文化的に少し違う。
むこうにはエンターテイメント産業がある。
こちらは貿易や観光がメイン。
香港の人たちからしてみると、中国人同士で英語を喋っている僕らは変に見える。

シンガポールは狭い。西の端から東の端まで、ハイウェイを飛ばすと30分。

このタクシーは会社から借りたもの。
シンガポールには個人タクシーというのがない。
数百台のタクシーを所有していないと営業許可が下りない。
個人タクシーを認めないのは、その方が政府が管理しやすいから。

休日はない。たとえ働かなくても、車のレンタル代をもっていかれるので、働かなければ損していく。
だから少し休みたい時は、レンタル料の分だけ働いて、その後休むということをしている。

いつかまとめて長い休みを取るかも知れない。

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2007年01月17日

ピューター製のジョッキ

シンガポールで自分用に買ってきたおみやげ、ピューター製のミニビールジョッキ。

錫製の容器で飲む酒はおいしいという噂があり、以前から試してみたいと思っていたのですが、今回気に入った形のものが見つかったので購入しました。

お店はロイヤル・セランゴール といって、お隣マレーシアで百年以上前から続く老舗。マレー半島は昔から錫の産出で有名らしいです。シンガポール川沿いのクラークキーという洒落た飲食店街の一角にショールームがありました。

ピューターは錫と銅とアンチモンの合金。青銅と違って錫の方が主成分。銅とアンチモンは強度を高めるために加えられています。昔は鉛が使われていたのをアンチモンに置き換えたそうですが、アンチモンにも毒性があるようなので、大丈夫なのでしょうか。

ショールーム内は錫に関する展示が充実していて、珍しい錫製品がいろいろ並べられていました。写真は、マレーシアで15世紀に使われていた錫製のお金。

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2007年01月16日

シンガポールにおける研究室の仕組みなど

シンガポール滞在の折、Nanyang Technological University (NTU) で助手をしている Zhang Jun と夕食に出かけました。

彼と知り合ったのは今から一年前、ハルピンで国際会議に出席した時。航空会社の都合で帰りの飛行機が急にキャンセルになってしまい、おまけにチケットカウンターでは英語がうまく通じず、我々は大変困っていました。そんな時、会議の会場でもらうバッグを持った彼が偶然通りかかり、助けを求めた所、颯爽と次の便への移行手続きを行ってくれたという縁。国際会議では通常、論文集などを入れたロゴ入りバッグをもらえるのですが、それがこんな役に立つとは知りませんでした。

シンガポールに行くと伝えた所、食事でもしようという話になり、同じく会議に出席していた院生のKリくんと三人で会いました。Kリくんによる「超好青年ですね」というコメントに縮約されるように、とても爽やかな人物。こういう人を目指さなくてはならないなと思っていたのですが、今回、僕と同年齢であるということを知りました。

イーストコーストという海岸に面したシーフードレストランで名物のチリ・クラブ(エビチリのソースで味付けした蟹)を食し、ラッフルズホテル2階のロングバーでシンガポールスリングやビールを飲み、いろいろ雑談しました。以下はその時に聞いた話。

Nanyang Technological University における研究室の仕組みは日本とだいぶ違う。研究室に相当する教員や院生の集まりはセンター(centre)。ひとつの学部(school)の中にいくつものセンターがある。僕が先日訪問したのはマルチメディアとネットワークを扱う CeMNet というセンター。Zhang Jun が所属しているのはデータベースやデータマイニングを扱うセンター。大学の執行部が重要と考えた分野に関してセンターが作られ、予算が確保される。院生は基本的にどこかのセンターに所属し、研究を進める。full professor の数は非常に少ないため、associate professor と assistant professor しかいない centre も多い。それぞれの教員がかなり独立していて、各自大学から一人分の学生の給料が支給され、担当することになる。それ以上の学生を雇えるかどうかはその教員が外部資金を獲得できるかどうかにかかっている。

学部卒業後の学生の進路には PhD、M.Sc.(Master of Science) に加えて、M.Phil.(Master of Philosophy) というのがある。M.Sc. は一年だけのコースで、勉強の延長という色彩が強く、研究の側面は弱い。修了時に論文を書かせたりすることもあるが、サーベイ的な論文になることが多い。一方、M.Phil. が二年間のコースで、日本の修士課程に近い。しかし、日本との違いは学部を卒業した時点でどのコースに進むかを選べるということ。修士課程の後に博士課程、という順序になっていない。PhDコースは最短三年で出られるが、四年かけて取る人が多い。

基本的に PhD の学生には基本的に給料が支給されるが、M.Phil. や M.Sc. の学生には支給されないこともある。PhD の学生の月給は 1,500 SGD(約12万円)くらい。ポスドクになるとその2~3倍。最近、PhD の学生が授業を担当する制度もできていて、その場合は月あたり 2,000 SGD(約16万円)くらい。

ポスドクの給料は PhD の学生に比べて高いので、雇わない教員も多い。また、PhD の学生であれば最低でも三年間は研究室にいるけれど、ポスドクの場合はすぐにいなくなってしまうかも知れない。しかし、学部を卒業したばかりの PhD の学生と違って、即戦力になるというメリットがある。

日本の大学院にはこういう制度が無いので、学生は自分でバイトするか、奨学金を取るか、親の仕送りに頼るかだと思います。あるいは外部資金を獲得した研究室が独自に行うしかありません。

日本でも政府の奨学金の予算をこのような形で配分することはできないものでしょうか。

政府の力が強いと言われるシンガポールですが、現在、政府がIT分野で積極的に取り組んでいるのは interactive digital media, grid computing, bioinformatics らしいです。屋根が芝生になった変な形の建物が大学の敷地内にあったのですが、それは芸術系の学部だそうで、interactive digital media の予算もそこに配分されているそうです。

今回参加した会議はマルチメディア系だったため、画像検索を実現するために画像解析してインデックスを付けるという試みがいくつかあったのですが、やはり人間が付けたアノテーションが無いと検索は難しいのではという話になりました。それではどのように良いアノテーションを集めたらよいか。Zhang Jun が言及したのはカーネギーメロンの学生が作ったシステムで、互いに知らない二人を結び合わせてゲーム形式でタグを付けさせるというもの。

システムはサーバ上で動いていて、同時にアクセスした二人に同じ写真が提示され、それをキーワードで説明するよう要求されます。二人は互いに連絡を取り合うことができません。制限時間内に二人が同じキーワードを入力すると、次の写真に進めます。一致した写真の数が一定の枚数まで到達すると、「心の友(soulmate)」と認定され、互いに連絡が取れるようになります。一種の出会い系です。「同じ画像に同じことを感じるのだから、仲間じゃないか」という理屈。

一方、システム運営者側から見たメリットは、なるたけ多くの画像に人間の判断でタグを付けてもらい、画像検索に役立てられること。ゲームのプレーヤーは自分がその画像を見てどう思うかではなく、不特定の誰かがどうラベル付けするかを想定してキーワードを入力しているので、結果が客観的になる。ゆえに優れたアノテーションが得られる。

このシステムは Google が買い取って、Google Image Labeler になったそうです。実際、なかなか遊べます。

ちょっとしたアイデアで大きな効果を上げている点が非常に面白いです。こういう見事なシステムが作れたら幸せだと思います。

Posted by taro at 00:10 | Comments (0)

2007年01月09日

シンガポール

シンガポールに来ました。

僕は冬の寒さが何より苦手なので、たとえ短い期間であっても暖かい場所で過ごせることはとても嬉しいです。

国際会議の会場、Nanyang Technological University のキャンパスは広大で、真夏の日差しを浴びて青々とした芝生が広がっています。

屋根が芝生になっている建物まであります。

ホテルもキャンパスの中にあります。

二人部屋なのですが、勉強机が二つ、背中合わせに置かれていました。

さすが、大学の中のホテルは違います。

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2006年12月08日

太極拳、香港の紙幣

朝、ホテル近くの公園で、太極拳をしている人たちがいました。

もちろん、僕も入れてもらいました。

最初、まぎれて練習していたら、気付かれて、

「タイチーだ。知っているか」

などと話しかけられました。

「彼女がマスターだ」と紹介してもらったのは、柔和な感じの女性。

マスターと熟練者が何人かいて、その他の人たちは彼らから教わっているようでした。

大勢で一斉に体をほぐすという所は、日本のラジオ体操と微妙に似ているように思いました。

なかなかすがすがしかったです。


帰国間際に気付いたのですが、香港ドルは実は何種類かの銀行が発行しているようです。金額は同じなのに、発行銀行が違うため、絵柄が異なったりします。

上は香港上海銀行が発行したもの。
下は中国銀行香港分行が発行したもの。

この他に、スタンダードチャータード銀行という所も香港ドルを発行できるようです。

資本主義っぽい感じがします。さすが香港。

どちらかの銀行がつぶれたりしたら、どうなるんでしょうか。ただの紙切れになったりしないのでしょうか。

いずれも世界有数の銀行らしいので、つぶれることはまずないのでしょうけれど。

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2006年12月05日

香港でシンポジウム

出張で香港に来ています。

↑縦横比が日本と少し違う気がする高層ビル。

↑香港名物、竹の足場。高層ビルを作る時にも使うとか。

用件は、The 6th International Symposium on Web and Wireless Geographical Information Systems というシンポジウム。

僕は今年の共同チェアなのですが、実行委員の間で発表者に対してなるたけ質問をしようという合意がなされていたため、ひとつの発表に対して平均四つか五つの質問が出るといったすごいことになっていました。

まともな質問をするためにはかなり熱心に聞かねばならず、結構大変でした。

最優秀論文賞を選ぶのが辛かった。

誰もが頑張っている中から、自分の責任でひとつだけ選ぶというのは、非常につらいものです。
しかし、選ぶ側に立ってみると、どの部分を見ているのかが逆に分かるので、今後に役立てたいと思います。

香港はとても勢いのある感じで、素晴らしい都市です。

ローカルスタッフの働きぶりがすごいです。
会場とかプログラムとか賞状とか、かなり見栄えのするものを用意してくれます。

最優秀論文賞はプレゼンの内容も考慮して選ぶことにしていたのですが、賞状を印刷するのに少し時間がかかるため、最後のセッションで発表される四件の論文の中から選ばれた場合、賞状を印刷する時間がないという問題が発生しました。

するとローカルチェアをしていた香港の先生が、

「それじゃ賞状を五種類作っておけばいいんだ」

といきなり言って、「Hong Kong efficiency」と崇められていました。

全般的に、香港の人たちは働き過ぎという気がします。
非常に良い影響を受けました。

Posted by taro at 22:24 | Comments (0)

2006年09月21日

クラクフの広場で見かけた(誰にでもできる)大道芸

通行人の背後にぴったりくっついて、動作を真似する。

うまい。

誰でもできそう。

お金に困ったらこの方法で小銭を稼ぎましょう。

Posted by taro at 20:02 | Comments (0)

2006年06月06日

壁紙用エディンバラ写真

最近、壁紙として使っている、スコットランドのエディンバラで撮った写真。

写真をクリックすると拡大されます。

Posted by taro at 22:06 | Comments (0)

2006年06月02日

イギリスのポテトチップス

食事がまずいと言われるイギリスで非常に気に入った食べ物がひとつ。

エディンバラからロンドンへの列車の中で売っていた、
Pipers Crisps というブランドの Sea Salt and Somerset Cider Vinegar という味付けのポテトチップス。
りんごから作られている酢が使われているため、ほんのりりんごの香りがして、非常に美味。

イギリス人はフライドポテトに酢と塩をかけて食べるようだが、
Salt and Vinegar の味付けのポテトチップスはその自然な発展として生まれたものなのだろう。
アメリカでもよく見かけたが、あれはイギリス系の人が好むものだったのか。

以下は、日本ではあまり流行らなそうな「子羊風味」のポテトチップス。

すごい羊肉の味がしました。

Posted by taro at 23:51 | Comments (0)

2006年05月26日

エディンバラの街並み

国際会議で発表するため、スコットランドのエディンバラに来た。

鉄道でロンドンから移動。芝生の向こうに海。

ロンドンの知り合いがエディンバラを絶賛していて、半信半疑だったのだが、
来てみると本当に綺麗な街だった。

中世の街並みを残すオールドタウンと、十八世紀に作られたニュータウンというのが隣接している。
ニュータウンの方にはあまり期待していなかったのだが、実際はそちらの方がずっと良かった。
特に、ニュータウンの西側、繁華街から離れたあたり。

同じ形の石造りの建物がずらりと並んでいて、圧倒される。

裕福な市民たちが暮らしていた街らしい。

屋外広告がほとんどないことも街並みの美しさの一因だと思う。

この中の一軒に泊まったのだが、家の並びの内側はこんな風になっている。

皆、庭付き。
庭好きの人たちなのだと思う。

天気が変わりやすく、短い雨がよく降る。綺麗な虹が見えた。

街の真ん中に聳えるのがエディンバラ城。

会議のレセプション(親睦会)はお城の中庭で行われた。

夏なので、日がなかなか沈まない。午後十時まで明るい。
明るい中でみんな飲んでいる。

Posted by taro at 18:16 | Comments (0)

2006年05月24日

イギリスで見かけたもの。

芝生が広い。

喫茶店でテーブルの上に酢の瓶が置かれていたりする。
なぜかというと、イギリス人はフライドポテトに酢をかけて食べらしい。
かけてみると、結構おいしい。
色が若干茶色く、日本の酢とは少し違うのかも知れない。

地下鉄の車両はトンネルぎりぎりの大きさ。「チューブ」と呼ばれている理由が少し納得できた。

また、駅の時計が秒まで表示されている。
それほど時間に正確というわけでもないそうだが。

Posted by taro at 18:15 | Comments (0)

2006年05月21日

ロンドンの雰囲気

ロンドンに来た。

雑然とした雰囲気が結構好きかも知れない。
街並みは綺麗なのだが、適度な具合に雑然としている。

鉄道発祥の地だけあって、街の中心部でも地下鉄や電車が市民の足として活躍している。
電車に慣れた身としては、非常に便利。

列車の窓から見下ろすと、小さいながらも綺麗な庭を持った家が多い。
芝生だけでなく、花の咲く灌木が植えられている。
イギリス人は無類の庭好きというのは本当なのかも知れない。

Saint Martinsという学校でファッションのデザインを勉強している高校の頃の友人の家に泊めてもらっている。

Homertonという、ロンドンの中心部から電車で30分ほど行ったところにある三階建てのフラットで、友人たちと四人で共有しているとのこと。

五日後にショーがあるらしいのだが、そのための服の制作に追われていた。

一着の服を作るためにはリサーチに一週間、材料の買い集めや下絵、プロトタイプ(トワレ)の制作に一週間、最終版の制作に二週間で、一ヶ月はかかるらしい。今回のショーでは六着見せるらしく、六ヶ月前から準備を進めてきたとか。すごく大変そうである。

しかし、ショーで注目されることがデザイナーとしてやっていくための前提条件なので、力を入れる。

平日は学校のスタジオで制作しているが、週末は自宅で作業。

ネット上で募ったという手伝いの学生が二人くらい、家に来ていた。

前回はこんな服を作ったそうだ。スカートの部分が陶器製。

Posted by taro at 16:42 | Comments (2)

2006年03月21日

中国で見聞きしたこと

NICT(情報通信研究機構)とMSRA(Microsft Research Asia)の合同フォーラムというイベントで、六日間ほど北京に滞在した。

フォーラムではいろんな人が講演したが(僕も発表したが)、
やはりというか、MSRAの偉い人たちの話が一番面白かった。

リンク先のウェブページの画像や文章を読み取り、動画の広告を自動生成するという話。

イントラネット上から大量の定義文を集めてきて、
ranking SVMによって学習させた定義文のフォーマットへの合致度によって順位付けして提示するという話。

すぐにでも商品になりそうな研究である。

三日間のフォーラムの翌日、MSRAを訪問した。
マイクロソフトが東アジアにおける中心的開発拠点として設置している研究所であり、北京市内にある。
マイクロソフトは中国では「微軟」である。軟はソフトという意味である。

デモをいろいろ見せてもらった。

常時百人以上の学生インターンを雇い、
三ヶ月ごとに契約を更新し、
最後まで残った優秀な学生を正式採用するらしい。

その後、近くの中華料理店で昼食。
Web検索グループ代表のWei-Ying Maさん、プロジェクトリーダーのHang Liさんらが来られた。

Wei-Ying Maさんは台湾出身とのこと。
以前、MSRAの副所長さんが日本に来られた時にお話したのだが、彼も台湾出身であった。
政治的な対立をよそに、働く人々は軽く国境を越えてしまうようである。

だがその一方で、中国国内では一般の人々の移動が自由ではないという話を聞かされる。
正確には、許可証が無いと他の町で働けない。
働かなければ食っていけないわけだから、結果として自分の街にとどまるしかない。

日本では当たり前の自由が無い。

北京のような大都市の無秩序な発展を防ぐためには有効な手段なのかも知れないが。

さらに、北京の大気汚染を防ぐために工場をすべて市外に移動させたりといったことも行われているらしい。


午後は清華大を訪問。中国最高峰の大学である。

清朝の最後の年に作られたらしく、門にはしっかり「辛亥」と書かれている。

コンピュータサイエンスの建物は新築で、
日本のCOEのような予算で立てられたらしい。
いくつかの大学を拠点大学として、重点的に予算配分することを行っているようだ。

学内に中国式の庭園があり、結構綺麗だったりする。

清の時代に建てられた建物の前に、

「中華民国何々年卒業……」

と書かれた卒業生による碑が置かれている。

その横にはためくのは紅い旗。

歴史が多層的である。


夕方、中国人民大学を訪問。

当初は予定に入っていなかったのだが、
そちらの先生に呼ばれて、急遽訪ねることになったのである。

同行していた留学生のH君いわく、

「中国人民大学に情報系の学部があるってのは知らなかった。ここは政治経済系が有名な大学ですよ」

実際、学内のあちこちにソ連の国旗が掲げられているのを不思議に思っていたら、
それは中国共産党の旗らしい。ソ連の国旗と同じなのである。
中国人民大学は共産党直轄の大学なのだ。
政治経済系に強いというのも当然である。

ここで教授をしているShan Wang先生は中国データベース学会の会長だとかで、
穏和で優しげな女性であり、この前、沖縄で行われたデータ工学ワークショップにも来られていた。

研究室紹介のあと、夕食をご馳走になった。

学内に教員専用の高級めのレストランがあるのである。
もちろん、中華である。
非常においしかった。

人民大の先生方と別れた後、
現代中国において共産党はどれだけの影響力を持っているのかという話をする中で、
留学生のH君から「僕の母は紅衛兵でした」というのを聞かされた。

紅衛兵にもいろいろ派閥があって、
彼女は保守派だったそうだが、それでも実家が裕福だったため、
自己批判とかさせられて大変だったらしい。

文化大革命は1966年から1976年まで続いた改革運動である。
最初は清華大附属中学の生徒たちが作った非公認の改革派グループだったのだが、
毛沢東がそれを「いい」と言ったために、中国全土を吹き荒れる青少年運動の嵐になった。

その間、他の世代の人々は何をしていたかというと、
何か目立ったことをしたら叩かれるので、皆、人目を忍ぶように生きていたのだそうだ。

中国の大衆運動、恐るべしである。

今後、貧富の差がさらに拡大していく中で、そういった運動がまた起こらないとも限らない。
中国政府も神経を使っているのではないかと思う。

ちなみに北京にいる間ずっと、Wikipediaに繋ぐことができなかった。
単にサーバが落ちていたためだろうか、それとも。

研究室のK村くんはさらにうわてで、ホテルの部屋で「これはダメかな?」とか言いながら、
「ダライ・ラマ」とか「天安門事件」を検索していたらしい。
引っかかることはなかったそうだ。

Posted by taro at 11:37 | Comments (0)

2006年03月17日

おいしい檳榔(ビンロウ)

ホテルの近くの売店で、檳榔がグミキャンディのようなパッケージに入れられて売られていた。

覚醒作用があり、食べると眠気が覚めて、肌がほてる。
台湾では常習者が非常に多いらしい。

これは砂糖漬けにされていて、結構いける味である。
中毒になったら大変だ。

Posted by taro at 01:08 | Comments (0)

2006年03月13日

北京の夕食と、ピンイン漢字変換システム

日本のNICT(情報通信研究機構)と中国の MSRA(Microsft Research Asia)の合同フォーラムというイベントで、北京に来ています。

一応、共産圏なので、空港には紅い旗がはためいています。

毎日中華料理を食べて、寿命が一ヶ月くらい伸びた気がします。

今日は晩餐会(Banquet)がありました。

昨夜は広東料理の店で食べましたが、
今日は北京ダックがあったので、北京風なのではないかと思います。

次々と小皿で運ばれてくる形式ですが、日本と違うのは、
まだお皿に料理が残っているのに、ウェイトレスが「片付けますか」と何度も聞いてくるところ。

中国でご馳走になった時は、料理を完全に食べきってしまうと、
量が足りなかったということを示唆してしまい、失礼になるとかいう話を聞いたことがあります。
中国では残すということに抵抗が少ないのかも知れません。

途中でお腹いっぱいになるより、なるたけたくさんの種類を食べたいと思い、
考え方も中国的になってきて、ウェイトレスに言われるままに小皿を片付けてもらっていたら、
いつのまにかフルーツが出てきていて、ちょっと量が足りなかったです。

食事中、日本人でも漢字は読めるが簡体字は難しいだろう、などといった話になり、NICTのK俵さんが、

「キーボード入力のせいで、日本人はどんどん漢字が書けなくなっているんですよ」

と言ったところ、中国の人たちも

「僕らも同じです」

と同調。

僕は思わず、隣に座っていた中国科学院計算技術研究所のZさんに、

「中国のかな漢字変換システムって、どんな感じなんですか」

と聞いていました。

もちろん、中国語にはカナというものが無いので、「ピンイン漢字変換システム」と呼ぶのが正しいのでしょう。

そして教えてもらった話。

中国のコンピュータには漢字を入力する方法が二種類あって、
ひとつはピンイン、つまり発音をアルファベット表記で入力するもの。
もうひとつは、漢字の偏や旁を特別なコードで打ち込んでいくというもの。

一般の人はほとんど場合、前者の方法を使っているそうですが、
後者の方法だとあらゆる漢字を最大5ストロークで入力できるらしく、
プロフェッショナルのタイピストによって使われているとのこと。

変換候補の中から選ぶという操作が必要ないため、慣れてしまえばすごく効率がよく、
一分間に200文字とか、打ち込めたりするらしいです。

日本語も漢字は結構多いですし、プロのタイピストはそんなシステムを使っているのでしょうか。

大量の文書を入力する場合は音声認識もかなり使われるようになってきているそうですが、
標準発音(普通話)を使わないと精度ががくんと落ちるとか。
広い中国、場所によって発音が違いすぎです。
日本でも方言によっては認識できないかも知れませんが。

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2006年03月04日

那覇の市場にて見かけたもの

針を削がれたハリセンボン。

豚の顔パック。

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2006年03月03日

ゴーヤミックス

沖縄では充実野菜にもゴーヤが入っていたりするようです。

Posted by taro at 23:32 | Comments (0)

2006年03月01日

さんぴん茶

宜野湾市内のスーパーでさんぴん茶を売っていました。

左から順に、ペプシコーラ・ポッカ・UCC・コカコーラ・沖縄発酵化学によるさんぴん茶。

Posted by taro at 23:15 | Comments (2)

2006年02月01日

Google本社訪問

Googleの本社を訪問してきました。

噂に聞いていた通り、とても楽しげな会社、という感じでした。

建物内は写真撮影禁止だったので、話だけ。

シリコンバレーの一角、Mountain Viewという場所にあり、
かなり広い敷地を占めています。建物は四階建てくらい。
現代的な建築です。

社内のあちこちにスクリーンが設置されていて、
全世界の人々がGoogleに送った検索キーワードがその上を流れていきます。
ランダムサンプリングされたものですが、
なかなか恥ずかしいキーワードも多く、見ていて笑えます。

また、社内の至る所にお菓子を食べるゾーンがあります。
どの席からも30メートル以内に食べ物の棚がなくてはならないという方針らしいです。
スナックバーが食べ放題です。

二階まで吹き抜けの部屋に、モンゴルのゲルのような会議室が並んでいます。
中で少人数の会議をしていることもありますが、個人面接を行っていることが結構多い。

3000人の社員がいるのに対し、毎週1000人の応募があるそうです。
しかも、毎週50人から60人採用しているとのこと。
それだけ人の入れ替わりが激しいということでしょう。

人的なリソースは、7割が検索とネットワークの技術、2割が実用的な新しいアプリの開発、
1割がall the crazy stuffsの開発に向けられているとのことでした。

一般企業のように研究所と開発部門を分けるのではなく、
なるたけ一体的に運営していくという方針だそうです。

いわば、研究所で働く人たちが享受していた創造的な環境を、
全社員に提供しようという考えで運営されているようです。

Googleは最高の職場だと言っている人が多かったのですが、別の意見も聞けました。
ある社員の人いわく、ここは楽しい職場だが、ストレスも多い。
Googleが取り組んでいる分野はいずれも競争が激しいので、いつも締切に追われている。
だけど、退屈な仕事よりはずっといい、とも言っていました。

Posted by taro at 17:52 | Comments (5)

2006年01月30日

バークレイの各国料理

カリフォルニア全般に対して言えることなのかも知れませんが、
バークレイの街並みはやたら国際色豊かです。
小さな街なのに、人種のるつぼです。

庶民的な価格でいろいろな国の料理が食べられるのが素晴らしい。

たとえばここはタイ料理とネパール料理が同じ建物に入っているようです。
二階はヨガ教室です。

個人的にすごくおいしいと思ったのは、大学の門を出てすぐのところにあるMediterraneanという店。
オーナーはギリシャ人ですが、ギリシャ・トルコ・レバノンの料理が食べられます。

トマト・玉葱・クスクスを重ねて巨大な茄子の輪切りの上に乗せた料理、
Eggplant Napoleonと呼ばれていましたが、どこの国の料理かと聞いたら、ここのオリジナルだそうです。

酸味の効いたソースが非常においしい。

もうひとつ、近所に「チベットカフェ」という店があって、
ぜひ行きたいと思っているのですが、日曜は休みのため、行けていません。

日本料理店も多いです。僕が見かけただけでも六軒以上ありました。
日本人には住みやすい街かも知れない。

UC Berkeleyの校内の美術館では今、Taisho chic という展覧会をやっているようです。

日本の大正時代に注目のようです。

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2006年01月27日

UC Berkeleyにて

大学のイベントで、カリフォルニア州立大学バークレイ校(UC Berkeley)に来ています。

今日は学生さんに案内してもらって、構内をまわってきました。

大学のシンボル、カリヨンの鳴る塔です。

一日二回、演奏者が最上階にあがって鐘を鳴らすそうですが、
学内にはカリヨン演奏サークルもあるらしいです。

塔の上から遠く彼方に見える橋は、ゴールデンゲートブリッジです。

学校の門の前には、サークルの勧誘活動の出店が並んでいました。

別に新学期というわけではないのですが、期末試験の時以外はいつも出店が出ているそうです。

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2006年01月22日

万能コンセント

中国で見かけた、万能コンセント。
どの国のプラグでも挿せる。

外国人にとっては、非常に便利。

これは国際会議の会場で使われていたものだが、
空港でも同様のコンセントが多く見受けられる。

ただし、下手に日本の電化製品を繋げると電圧の関係で壊れると思われるので、
微妙なところ。

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2006年01月20日

ハルピンから帰ってきました。

ハルピンから帰ってきました。

日本は非常に暖かく感じます。
そして、日も長い。

ハルピンの風景をいくつか。

会議の会場から少し歩いた所に中央大街というメインストリートがあるのですが、
これは1900年にロシア人によって作られた道だそうで、街並みが欧風です。

会議に参加していたポーランド人のAさんが、

「うちの地元とそっくりなんだけど」

とか言ってました。

ハルピンは冬の間ずっと気温が零下なので、
街のところどころに氷の像が置かれていたりします。

触っても融けません。
手触りはまるでプラスチックです。

街の外には雪原が広がっています。

Posted by taro at 22:34 | Comments (5)

2006年01月18日

サンザシの串刺し・糖葫芦(タンフールー)

ハルピンの街角では、フルーツを長い串に刺して、べっこう飴をかぶせたお菓子がよく売られている。

自転車に乗せて売っている人もいる。

糖葫芦

外で買ったものをその場で食べると、あまりの寒さのためかちんこちんに凍っていて、歯が欠けそうになる。

バナナやキウィ、ぶどうなど、種類はいろいろあるが、
小さな赤い果実を使ったものが多く、これがオリジナルという感じ。

見た目も味も酸っぱいミニりんごという感じなのだが、おそらくこれはサンザシなのだろう。

研究室にいる留学生のDくんは瀋陽の出身で、ハルピンと同じ東北地方の人なのだが、
ハルピンに行ったらぜひ糖葫芦(tang hu lu)というサンザシを串刺しにしたお菓子を食べるように言われていたのだ。これのことだと思う。

サンザシの強い酸味とべっこう飴の甘みが混ざり合って、非常においしい。

Posted by taro at 09:11 | Comments (0)

2006年01月17日

低糖緑茶

この前、スイスの売店でキウィ風味の緑茶を見かけましたが、
ハルピンでは低糖緑茶を発見。

緑茶に砂糖を入れないのは、日本だけなんでしょうか。

Posted by taro at 17:29 | Comments (4)

2006年01月16日

ハルピンに来た

国際会議でハルピンに来ている。

中国東北部、かつての満州である。

噂には聞いていたが、未体験の寒さだ。

昨夜は零下14度で、「暖かい方」だったそうだ。
零下30度の日もあるとか。

夜の街を彩る原色系のネオンと、
明け方にビルの上からもうもうと立ち上る水蒸気が美しい。

昨夜は地元の食堂で夕食を食べた。
八角を効かせた煮魚や蒸し餃子が非常にうまかった。

六人でたらふく食べて、全員分併せて四千円だった。

食事に関しては、中国ほど幸せなところは少ない気がする。

Posted by taro at 12:21 | Comments (4)

2005年12月22日

熱燗ワイン

あたためたワインは、スイスの(特にフランス語圏の)名物のようです。


教会を取り囲むクリスマスマーケットの一角、熱燗ワイン屋さんの前にはいつも人だかりができていました。

Posted by taro at 02:25 | Comments (2)

2005年12月19日

湖畔のカフェ、落書き、緑茶

湖畔のカフェ。
スイスは物価が高いけど、喫茶店のコーヒーは日本より安い。素晴らしい。

駐車場の落書き。
浮世絵の影響が見られる。

駅の売店で見かけた、キウィ味の緑茶。
独特の組み合わせだ。

Posted by taro at 03:01 | Comments (0)

2005年12月18日

ツタンカーメン・マガジン

駅の売店で見かけた、ツタンカーメン・マガジン。

売れてるのでしょうか、この雑誌。

Posted by taro at 03:05 | Comments (0)

2005年12月17日

クリスマス・マーケット

教会のまわりを取り囲むようにして、小さな屋台がたくさん出ている。

クリスマス・マーケットといって、ヨーロッパでは一般的なものらしい。

こういった店でクリスマスの飾り付けを買うのだそうだ。

Posted by taro at 04:58 | Comments (0)

2005年12月16日

斜面の街

WebとWirelessとGISに関するワークショップで、
スイスのローザンヌに来ている。

アルプスの山々に囲まれた湖の岸辺。
急峻な斜面に貼り付いた小さな街である。

駅前から伸びるメインストリートは石畳の坂道。

坂道のある街の景色は楽しい。
神戸やシアトルに似ているが、海に面した都市の場合、海岸沿いに平地が広がっていて、
街の中心はそちらにあったりする。

ローザンヌの場合、坂道のまま湖にすとんと落ちてしまうので、平地がほとんどない。
街全体が斜面の上にある。

神戸の北野の坂が3キロほど続いている感じ。
坂の上から見下ろした風景は見事だ。

「ローザンヌの女性は足が綺麗なんだ。いつも斜面を上り下りしているから」と、フランス人の先生が言っていた。

ローザンヌはオリンピックの本部以外に見所が無いとか言う人もいたが、
斜面に貼り付いた街の様子は実に面白いと思った。

Posted by taro at 07:17 | Comments (0)

2005年12月14日

正装しなくてはならない国際会議

バンコクで行われているデジタルライブラリの国際会議に参加している。

本会議の前日、チュートリアルの講演が行われた後で、司会の女性から注意事項が伝えられた。

「明日は午前九時からオープニングセレモニーが行われますが、八時半から来るようにしてください。
男性はコートにネクタイ着用。女性はタイの伝統的な正装でも構いません……」

突然言われて、僕は慌てた。

国際会議といったら、服装はインフォーマルなのが普通ではないか。
今までの経験から言うと、スーツを着てくる人の方が珍しい。
僕も当然、カジュアルな服装しか持ってきていない。

どうやらタイは予想以上に礼儀正しい国のようだ。
仕方なく、近所のデパートまで出かけてシャツを買った。

その晩、同じ会議に参加しているタイ人留学生のNミットさんに愚痴ってみた。

「タイは礼儀正しい国なんだね。フォーマルな格好をしてこなきゃダメって言われた」

「いや、それは違う理由」Nミットさんは首を振った。「明日はオープニングセレモニーに王女様が来るから……」

翌日。

会議の行われるホテルの正面玄関には赤絨毯が敷かれていた。

何メートルかおきに白いシーツがかぶせてあるのは、その上を通る人が赤絨毯を踏まないようにするためである。

ちなみに、王女様が利用した後の赤絨毯はシーツが取り除かれたままになっていて、皆、平気でその上を通り抜けていたため、白シーツは儀礼的なものだったのだと思う。

警備はそれほど厳重ではないようだった。

予定より三十分ほど遅れて、車が到着した。

明るいオレンジ色のドレスを着た王女様が落ち着いた感じで入ってきた。

タイ国王の三人の娘の一人らしい。

うしろから軍服を着たお供の者が十人くらい付き従う。
赤絨毯の両脇に立っていたホテルの従業員が皆、かしづいた。

王女様とお供の人たちの後について会場に入ろうとしたら、鋭い目をした警備員が僕の前に立ちふさがった。

受付の人いわく、王女様が喋っている間は入れない、とのこと。
僕の他にも何人か閉め出されていた。

ドアの隙間から中を覗かせてもらうと、参加者は全員、起立していた。
緊張感が隙間からぴしぴしと伝わってきた。

受付の人が教えてくれたのだが、
王女様は本がとても好きで、宮殿の中に自分用の図書館を持っている。

外国を訪問するたびに本屋に立ち寄って、一時間くらい立ち読みをするため、
お供の人たちはずっと待たされるらしい。

語学に堪能で、英仏中はもちろん、サンスクリット語も読めるそうだ。

タイの図書館協会のパトロンであるため、デジタルライブラリにも関心があり、
今回の会議で挨拶してもらうことになったという。

王女様による開会宣言が終わり、基調講演になって、ようやく入ることができた。

王女様は最前列に特別に設けられた一段高い席に座っている。

隣にいた外国人参加者に、王女様がオープニングセレモニーでどんなことを話したのか聞いた。

「見事なブリティッシュ・アクセントで会議の『公式な』開会を宣言していたぜ」

と、シアトル出身の彼は言った。

基調講演が終わると、王女様は軍人に囲まれながら企業の展示スペースをぐるりとまわり、
一時間ほど滞在したあと、去っていった。

Posted by taro at 22:23 | Comments (4)

2005年12月12日

タイの飲み物

バンコクのファミマにて、面白げな飲み物を探してみました。

なんでしょうかこれは。
Bird's nest beverageと書かれている。
ツバメの巣?
中身は細かく砕かれた透明のゼリー。
あまりおいしくない。薬みたいな味。


菊ドリンク。
ものすごく甘い。
菊の香りはするのだが、
甘さにかき消されている。


これが一番おいしかった。
Longan juice。竜眼。梨みたいな味。

Posted by taro at 14:34 | Comments (0)

2005年12月11日

タイの心安らぐ暑さ

国際会議でバンコクに来た。

暑い。
日本で言えば、六月くらいの暑さだ。

しかし、この気だるい感じの湿った暑さの中に身を置くと、
なぜだかすごく懐かしくて心安らぐ気持ちになる。

前回タイに来た時もそうだった。

じとっとした熱気の中に身を置いて、ぼんやりバス停のベンチに腰掛けていると、
すべてどうにかなるというような、奇妙な安心感が心の底から沸き起こってくる。

何なのだろう、この気分の変化は。
気温と湿気だけでこんなに心が影響を受けるものなのだろうか。
それとも街の雰囲気か。

空港からバスに乗ろうと外に出たら、こんな感じ。

この線路、使われていないことを祈る。

どのバスに乗ればいいんだ。

とりあえず、近くの屋台で昼飯を食べることにした。

タイの人たちは王様をすごく尊敬している。
今年もタイの王様の誕生日(12月5日)を逃してしまった。いつか行きたい。

子供たちがのびのびとしているように見えるのは、こちらの勝手な思いこみか。

南の国の犬って、放し飼いでもあまり怖くない。
いつもハァハァ舌を垂らしていて、暑さでのびちゃってるように見えるからだろうか。

犬もちゃんと陸橋を渡る。

発展を続けるバンコク。

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2005年12月03日

いろいろな国におけるソフトウェア開発

大手電機メーカーの携帯部門の会社の社長が大学に講演に来られた。
講演後、教授と一緒に食事に行ったのに連れていってもらった。

社長と共に、ソフトウェアエンジニアリングセンターの所長が来られていたのだが、
その時に教えていただいた話。

そのメーカーは中国の大連に開発センターを持ち、所長は頻繁に出張されているとのこと。

今、世界のソフトウェア工場は中国とインドであるが、
所長の話によると、両者の間には若干の違いがあるとか。

中国の優秀な人たちはリーダーになりたいという意識を強く持っているらしく、
少人数で開発している時はいいのだが、100人くらいの規模になると、
プロジェクトがあまりうまくいかなくなったりするらしい。

中国政府もその問題に気づき始めていて、
CMMなどのソフトウェア開発フレームワークが積極的に導入されようとしているとか。

日本ではそういった特別な枠組みが無くても何となく開発できてしまったりするそうだが、
それは日本の優れた点のようである。

一方、インドの開発センターはまるで工場のように分業体制がしっかりしていて、
しかも皆それほどリーダーになりたいという意識が働かないらしく、
大人数でも淡々と開発作業が進められているという。

中国やインドと並んで、ベトナムもソフトウェア開発拠点として重視されてきている。
メンタリティが日本に近いらしく、仕事は進めやすいとか。
ただ、人口が中国やインドに比べると小さいため、キャパシティに限界があるそうだ。

Posted by taro at 22:24 | Comments (2)

2005年11月27日

水マッサージ

ニューヨークの六番街にあるショッピングモールで、水マッサージのサービスが出ていた。

薄いゴムシートの下に寝そべって、上から噴出される強烈な水のジェットを浴び、こりをほぐすという装置。
すなわち、服を着たままアクアジェットを楽しめる。

思わずトライ。

ジェットの力がかなり強いのに、水であるため全然痛くない。
最高の気持ちよさであった。

Posted by taro at 20:52 | Comments (0)

2005年11月26日

セントラルパーク

これは海から見たマンハッタンではなく、
マンハッタンの中にあるセントラルパークの貯水池ごしに見たビル街。

池の周囲には遊歩道があり、ニューヨークの人々のジョギングコースになっている。

我々も体力増強のため、一周ジョギングした。

Posted by taro at 21:46 | Comments (0)

2005年11月25日

日本であまり見かけないファーストフード

アメリカではよく見かけるギリシャ風サンドイッチ、
ジャイロ(Gyro)が同行者のM生くん、K島くんにかなり好評だった。

「うまいっすねぇ、これ」
「まだ見ぬ強豪だ」
「これ入ってきたら、僕はマクド行くより絶対こっちに行きますけどね」

羊肉とシーザーサラダ風のドレッシングをつけたサラダをピタパンで挟んだもの。
僕は昔からかなり好きである。

他のファーストフードよりヘルシーな気がするので、
そのうち日本でも売られるようになるかも知れない。

Posted by taro at 19:54 | Comments (2)

2005年11月24日

ニューヨークの地下鉄の吊革など

ニューヨークの地下鉄には吊革が無い。

天井から横棒が付きだしていて、みんなそれにつかまっている。

We've got to hold on to what we've got...

写真を撮っていると、隣に座っていた黒人のおばちゃんがこちらを向いたので、
昔からこんな感じだったのですかと訊いてみた。

おばちゃんいわく、二十年くらい前までは吊革だったのだが、あまり長持ちしないとかで、横棒に変えたそうだ。

最近は衛生を気にして自分用の吊革を持ち歩く人も多いのよ、とか教えてくれた。

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マンハッタンの南の方からエンパイアステートビルを見ると、ものすごく高く見える。

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ニューヨーク大学の前で学生がデモしていた。

大学で教えている学生(Teaching students)の労働組合を認めろという話。

日本の学生のデモに比べて、やけに現実的な目標である。

ニューヨーク大学は学費がすごく高いらしいので、
自分で学費を払っている生徒にとっては切実な問題なのかも知れない。

Posted by taro at 09:52 | Comments (2)

2005年11月21日

ニューヨークの秋

またニューヨークに来た。

ニューヨークの秋景色に期待していたのだが、どちらかというと冬である。

夜はものすごく冷え込む。

それでもところどころ黄色い葉が残っていて、街路にはおもむきがある。

それにしても、この縦列駐車っぷりはすごい。

チェルシーという地区で、
国際会議に来ているとは思えないほどの安宿に泊まっている。

知り合いとかができて、面白いのだけど、少々騒がしい。

クリスマスまで一ヶ月もあるが、ラジオはクリスマスソングばかり流している。

外人はやたらクリスマスの計画を聞かせてくれる。

家族とどう過ごすかという話である。

日本人にとってのお正月のようなものだと思うが、
街を流れるクリスマスソングが愛する人々を想う気持ちを高めてくれるのがうらやましい。

Posted by taro at 23:39 | Comments (0)

2005年11月11日

フランスの一面?

フランス帰りのK嬢から聞いたフランスの一面。

フランスは基本的に貧乏人の多い国である。
法律によって労働時間の上限が決められているため、その分収入も低い。
サービス残業していてもまわりがどんどん帰ってしまうため、自分だけ余分な仕事をすることになり、損である。

フランス人がバカンス好きなのは有名だが、
パリから十時間もかけて夜行バスに乗って行く人も多い。
おじいちゃんやおばあちゃんも十時間、バスに乗って移動したりする。

それで海辺の町で何をするかというと、ひたすらぼーっとしている。
喉が渇くとカフェでビールを飲み、さらにぼーっとしている。

休暇が終わるとまた夜行バスに乗って十時間かけてパリに戻り、翌朝から働き始めたりする。
そういうところは結構タフである。

フランスは移民がすごく多い国である。
パリの街中では三割くらいが黒人やアラブ系である。
但し、シャンゼリゼは日本人ばかりである。

EUへの統合によって東欧からの移民が増え、失業者が増えた。
若い人もかなり失業している。
しかし社会保障が充実しているため、今のところは皆、平気そうにしている。

K嬢によるまとめ。
「日本ってすごく恵まれている国だよ」

Posted by taro at 02:08 | Comments (0)

2005年11月06日

旧約聖書と死後の世界

世の中のたいていの宗教は死後の世界についてあれこれ語るものだが、
その意味では旧約聖書というのは特殊な書物である。

旧約聖書に出てくる預言者たちは、死後の世界についてあまり語らない。
死んだら地獄に堕ちる、ではなく、国が滅ぶとか主張する。
罰を受けるのは偶像を崇めた本人ではなく、その子孫だったりする。
死後に裁きを受けるという言い方はしない。

善人は生きている間に報いられる。
ヨブは神に試みられて妻や子供や財産を失ったが、
最後は新しい奥さんをもらって、幸せに暮らすのである。
死後に天国で最愛の家族と再会したとか、そういう話ではない。

ところが新約聖書になった途端、死後の復活が重大テーマである。
そもそもユダヤの一般大衆がイエスを見放したのも、
期待された救世主が死後のことばかり語っていて、現実を改革するように見えなかったからだろう。

ユダヤ教は死後の世界についてあまり考えないものだとすれば、
それはなかなか現代的な思考である。

現実の枠内で最大限の努力をしようと試みているのであれば、
ユダヤ人の中から多くの偉人やお金持ちが現れるのも分からないでもない。

Posted by taro at 01:44 | Comments (2)

2005年10月31日

日本のサイズ

ヨーロッパ人と話していて、
日本には一億人の人口があると教えると、
結構驚かれるということに最近気づいた。

「イギリスより大きいのか」「フランスより大きいのか」とか聞かれる。

アメリカの半分の人口がいると教えると、驚かれる。

世界の人間の五十人に一人は日本人である。

Posted by taro at 23:41 | Comments (0)

2005年10月23日

航空運賃と肥満

アメリカは肥満者に冷たい世の中になってきているようだ。
遺伝的な属性で差別してはいけないというのは社会の流れだが、
肥満は遺伝ではなく意志でコントロールできるものとされているのだろう。
微妙なところだと思う。

ぼくの友人Yは、深刻に太っている。

本人は少しだけ気にしているようだが、それでも食事の時になると、
体重のことなど気にしていないかのように注文しまくり、ひたすら食う。
そりゃ太るだろうという感じだ。

アメリカの一部の航空会社では、重量オーバーの乗客から二人分の運賃を取る方針とか。

それを聞いたY、

二人分の料金取るんやったら、機内食も二人分出せっちゅうねん。

とか言っていた。

たぶん、頼んだら出してくれるだろう。

Posted by taro at 11:15 | Comments (0)

2005年10月15日

デンマークの王室

カフェ・デンマルクという喫茶店の店内に、ポスターが貼られていました。

左上から時計回りで、デンマークの歴代の王様の絵が並んでいます。

真ん中に大きな字で説明文。

Once upon a time - a thousand years ago - there was a king of DENMARK named Gorm the Old. All through the years his family has ruled the oldest kingdom of the world, and the present queen MARGRETHE II is a descendant of the old king Gorm.

(昔々 - 今から一千年の昔 - デンマークの王、老ゴームという方がおりました。以来、彼の一族は代々世界最古の王国を治め、現在の女王、マルグレーテ二世もその老ゴームの子孫なのです。)

千年? 世界最古の王国?
日本の方が古いような気が。日本は王国を名乗っていないので、考慮されていないのでしょうか。

このポスターの日本版が欲しい気がします。
外国人のおみやげに絶対に受けると思います。
古代の神様から始まって、奈良時代、平安時代。最後は現在の天皇陛下の似顔絵を大きく……。
ちょっと畏れ多すぎるかも知れない。

ところでこの二代目、口の中の青い歯を指さしてニカっと笑っている王様。

ハラルド・ブルートゥース(青い歯のハラルド)といって、ワイヤレス規格のブルートゥースの由来になった人のようです。
北欧人からすごく尊敬されている王様なのでしょう。
どうして歯が青かったのか気になります。

Posted by taro at 14:10 | Comments (6)

2005年09月28日

ニューヨークのリス

ニューヨークの街角では、リスがゴミを食ったりしている。

それでも人々から愛されていそうだ。

かわいいと得だ。

Posted by taro at 03:38 | Comments (0)

2005年09月19日

海外の鉄道とコンセント

アメリカで特急列車に乗りました。

特急といいつつ、時折トロッコ列車並みの速度で鈍行運転を始める、日本の感覚ではちょっと信じがたい特急です。

ところが驚いたことに、ビジネスクラスには全座席にコンセントがついている!
これは非常にありがたかった。
何時間乗っていても、ノートPCのバッテリ切れの心配がない。

さらに噂なのですが、ドイツの特急では車内でワイヤレスが使えるとか。

日本は鉄道王国といいながら、いったい何をしているのでしょうか。
それともグリーン車には既にコンセントが付いているのだろうか。
乗ったことないから分かりません。

Posted by taro at 23:46 | Comments (2)

2005年09月16日

クラマトジュース

国際会議でニューヨークの片田舎のホテルに泊まっているのだが、
そこのバーで出されたブラディシーザーというカクテルが非常にうまかった。

ブラディメアリーみたいに大量のスパイスを入れたカクテル。
但し、トマトジュースの代わりにクラマトジュースというのを使っている。

クラマトジュースは何かというと、貝汁とトマトペーストを合わせたものらしい。
ClamとtomatoでClamato。カクテル用に、缶ジュースの形で売られている。

貝汁をカクテルに使うという発想が新鮮だ。

カナダではかなりポピュラーなカクテルだという。

Posted by taro at 14:26 | Comments (5)

2005年08月29日

タイでビールは

タイ人留学生のNさんに質問された。

「日本の人たちは夏にビールを飲むのかい」

「うん」

「どうして夏に飲むの?」

「そんなこと言われても……。夏の方がおいしいからかな。タイでは違うの」

「ぼくらはビールは冬に飲む」

「え?」

「だって、ビールを飲むと体が温まるじゃないか。タイでは冬になると、街にたくさんビアガーデンができるよ」

「……。じゃぁ夏には何を飲むわけ」

「冷たいドリンクをいろいろ」

「それって、アルコールの入っていないやつ?」

「そうだよ」

所変われば……。

Posted by taro at 20:31 | Comments (0)

2005年08月19日

ヨーロッパ料理 ドネツクKOBE

この前神戸に行った時、おもしろげな店を見つけたので紹介します。料理店です。

まず、看板に目を奪われました。

「ヨーロッパ料理 ドネツクKOBE」

なにげなく書かれていますが、ヨーロッパ料理という単語を聞いたのは初めてです。

「アジア料理」とか「アフリカ料理」は聞きますが。

EU時代の到来でしょうか。

ドネツクというのは、ウクライナの都市の名前みたいです。
そして店頭の案内によれば、ロシア料理・トルコ料理・ギリシャ料理などが食べられるようです。

おそらくウクライナ周辺の国々なのではないかと思いますが、頭の中で繋がりません。
頭の中の世界地図が適当にごまかされているあたりです。

イタリア料理とスペイン料理も食べられるみたいですが、これは謎です。コックさんの趣味でしょうか。

いったい何人のコックさんがいるのか、気になります。

時間がなく、お店には入りませんでしたが、店頭に置かれていたちらしを持って帰ってきました。
これまた個性的なちらしです。

> お食事しながら語学無料レッスン! 英語・フランス語・ロシア語 ぜひお試しあれ!

コースは2,000円からなので、語学レッスンにしては非常にお得なのではないかと。

今時2,000円で外国語教えてもらって食事もできるって、価格破壊な気がします。

ただ、お店のメニューにフランス料理は無いみたいなので、フランス語を勉強しながらイタリア料理を食べる。
新しい試みです。

料理と語学レッスン、どっちがメインだか分かりません。
カバヤのガム付きおまけ状態です。

個人的な希望として、我が家の近所の中華料理屋とかが無料中国語レッスンしてくれたらいいのにとか思います。

ドネツクはJR元町駅の東口を降りてすぐの場所にあります。

http://r.gnavi.co.jp/k657400/

住所:神戸市中央区元町通1丁目11-19 グリュックビル3F
電話:078-321-1805

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2005年07月09日

サバイバルトリビア

今、研究室に韓国の先生が滞在しているのですが、
徴兵制で若い頃に軍隊に行っていたとかで、
たまにサバイバルトリビアみたいのを教えてくれます。

たとえば手榴弾やロケット弾は爆発の力が上に向かうため、
投げられた時には伏せる方がよい。
立っているともろに衝撃を食らってしまいます。

遠くから銃で狙われた時も、伏せるのが効果的。
銃の弾には回転がかかっているため、
ある程度の距離を飛んで速度が落ちると、上方向に逸れてしまう。

そのため100メートル以上離れた低い目標を狙うのはとても難しい。
実際、遠くの地面に落ちている標的を撃つ訓練はかなり難しかったそうです。

銃声がした時に「伏せろ!」とか言うのにはそういう意味がある。

韓国の男性のほとんどはそんな知識を持っているわけで、
戦争とかテロとか起きた時、
日本と韓国では民間人の被害が違ってきそうな気がします。

Posted by taro at 00:12 | Comments (4)

2005年06月20日

韓国にも短歌

飲み会で韓国の先生から聞いた話。

韓国にも昔、短歌があったそうです。五・七・五・七・七だそうです。

よく考えてみれば当たり前なのですが、短歌は日本独自の文化だと思っていたので、ちょっと衝撃を受けました。

でも最近はそれほど流行っていなくて、教科書に載っている程度だそうです。

交通安全の標語も日本と違って五・七・五のリズムではなく、
むしろ漢詩のように、五言絶句だったりするそうです。

頭に染みついている五・七・五のリズムは日本独自のものかも知れません。

Posted by taro at 01:05 | Comments (4)

2005年06月18日

シェムリアプについて

6月16日、カンボジアのシェムリアプにあるインターナショナルスクールに四人の若い男が立てこもり、
三十人近い子供たちを人質にして、400万円の身代金を要求しました。
カナダ人の男の子が殺され、警官隊が突入して、犯人たちは拘束されました。

シェムリアプはアンコールワットを訪ねる時の拠点となる街で、
こざっぱりとした綺麗な地方都市です。

長く続いた内戦が終わり、観光地として発展しています。
小さな街ですが、旅行者が利用するホテル街には広い道路に面して青々とした芝生が広がり、
熱帯のリゾート地のおもむきです。

ぼくが二年前に訪ねた時にも、至るところでホテルの建設が進められていて、
骨組みだけの建物がいくつも立ち並んでいました。

それでもまだホテルや役所以外はほとんどが一階建てか二階建ての建物ばかり。
三十分もあれば市街地の端から端まで歩くことができます。のどかなところです。

街の外には常緑の林が疎らに広がり、遺跡が点在しています。

バイクタクシーを一日契約で雇って、郊外の遺跡を案内してもらい、
夕方にシェムリアプに戻ってくると、市内からこちらに向かって走ってくる長い長い自転車の列とすれ違いました。

汚れた服を着た人たちが自転車に乗って、淡い夕焼け空の下を走っていきます。
その列はどこまでも続いていて、目をこらしても最後尾が見えません。

「彼らは……」

バイクタクシーを運転してくれていた若い運転手のロンさんに尋ねると、

「カンボジア中から集まってくるんだ。ホテルの建設現場で働いている」
「どこに住んでいるの」
「街の外れ」

ぼくらはそのまま市内に向かってずっと走りましたが、自転車の列は途切れることがありませんでした。

「この人たち、ホテルの建設が無くなったらどうなるのかな。仕事はあるんだろうか」
「さぁ」

ロンさんは首をすくめました。

外貨が落ちるシェムリアプはカンボジアでもっとも豊かな街だそうです。

多くの力を集めながら、シェムリアプは発展していっています。

Posted by taro at 20:27 | Comments (0)