2007年05月05日

鴨川に張り巡らされた糸

初夏の鴨川に張り巡らされている糸。

何のためだろうと思っていたら、カワウ対策のようです。鮎の稚魚を食べてしまうのだとか。

近年、全国のカワウが琵琶湖に集結しているそうですが、それが比叡山を越えて鴨川まで飛んできているのでしょうか。

カワウはものすごく優れた捕食者らしいので、被害は大きいのでしょう。

こんな糸を張っただけで防げてしまうというのも不思議ですが。

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2007年03月29日

岩倉の最近 (フィンランドカフェ/モヒカン山)

岩倉というのは京都の北の方、車で行けば15分ほどの距離でありながら、市の中心部よりだいぶ雪深いと揶揄される地域です。広々とした街区の感じが僕は好きで、たまに出かけたりします。好きな喫茶店がいくつかあります。

先日久々に行ってみると、フィンランドカフェというのが出来ていました。ショーウィンドーにはムーミンのぬいぐるみ。

フィンランドにはサルミアッキという世界一不味いお菓子があるらしく、それを常々食べてみたいと思っているのですが、店のフィンランド人風のおばちゃんに聞くと、大人気ですぐに売り切れてしまうため、今は置いてないとのこと。いつか手に入れてみたいものです。

また、下の写真はかつて岩倉のシンボルであったモヒカン山(一条山)の現状。ある程度植林が行われるようです。

Posted by taro at 19:10 | Comments (2)

2007年02月15日

ブログから旅行情報を取り出すシステム

今日は修士論文の公聴会でした。修了された皆さん、お疲れ様です。

僕と特に関わりの深かった郡くんが研究の一環として作ったローカルサーチのシステム、なかなかよく出来ているので紹介します。京都への観光を計画している人は使えるかも。

寄り道候補を表示する 「どこから来てどこへ行くサーチ」

地名をクリックすると、他の人たちがその前や後にどういった場所に行っているか、どういった関心を持って行っているかが分かる。ズームイン/アウトすると、寄り道候補も変わります。

京都のラーメンマップやパフェマップを生成する 「Kyoto Times」

キーワードを入力して「検索」を押すと、その単語に関係する写真が地図上に並べられる。日付で絞り込むことも可能。(検索する場合は「全期間」にチェックマークを付けた方がいいです。)

いずれもブログから取り出した情報です。人々の旅行日記がこんな形で使えるとは!

郡くんのページ

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2006年08月18日

京都府警による不審者出没情報

京都府警が提供している不審者出没情報のメーリングリストに登録すると、携帯に毎日不審者の情報が送られてくる。なかなか興味深い。
変な人、多すぎである。

地図上に分布を示したマップもある。

変な人マップ

この半年で京都市内で見られた不審者目撃情報の例。

・女子小学生及び未就学児が複数で遊んでいると、男が近づいてきて「こっちおいで」と声をかけた。小学生達が無視すると、男はそのまま立ち去った。

・女子中学生が帰宅中、自転車の前かごに紺色のスクール水着を入れた男がつきまとい、「水着いらんか」と声をかけられた。中学生が逃げると男はどこかへ立ち去った。

・女子小学生が下校中、停車した車の男から、「お母さんが手首を切って病院にいる。車に乗りなさい」と声をかけられた。小学生は「嫌だ」と断り、走って逃げた。

・小学生が帰宅中、男の横を通り過ぎようとしたところ、その男から「だっこしてあげようか」と声をかけられた。小学生は怖くなり逃げ帰った。

・複数で遊んでいた男女小学生に対し、男が近づき「おっちゃんは78歳やけどお嬢ちゃんはいくつ。お母さんが病気になったし見舞いに行こう」と声をかけたうえ、腕をつかもうとしたので小学生達は逃げ出した。男はしばらく後を追いかけてきたが、小学生達が物陰に隠れてやり過ごすと、男はどこかに立ち去った。


こんなのが山ほど載っている。
世の中、本当に不審者が多いのだなぁと感心する。

しかし、たまに誤報もあるようである。

・男子小学生が複数で下校中、駐車中の車の男から「近くでサッカーやっとるし来いや」と声をかけられた。通行人が気付き「ついていったらあかんで」と声をかけると男はどこかに走り去った。
※問題ない事案と判明


近所の子供をサッカーに誘っただけで不審者扱いとは、なんだか悲しい世の中である。

京都の場合、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp 宛に空メールを送ると登録される。一般のメールアドレスでも可能。

Posted by taro at 00:53 | Comments (4)

2006年04月29日

京都の新緑

吉田山の山麓にある真如堂の新緑。

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2006年04月08日

春の鴨川

のどか。

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2006年03月23日

火鍋を囲んで会話

中国から帰ってきた日、その足で地元の中華料理屋へ行った。

東山三条西入ルの龍門といって、かなり気に入っている店。

昔行った時、壁に「火鍋」というメニューが紹介してあるのを見て、非常に食べてみたいと思っていたのだが、
鍋と言うからにはひとりで食べるものでもなく、知り合いに声をかけて、今回のお食事会を企画した。

本場の中華料理を六日間食べ続けた後にもおいしく感じるか、という比較実験でもある。

火鍋は中国の内陸部で好まれている、唐辛子を入れた辛い鍋である。
辛いスープで煮込んだ羊肉や野菜に、さらにしょっぱいたれをつけて食べる。

個人的な感想を言うと、味がちょっと濃すぎた。
濃い味が苦手の人は面食らったのではないか。
四川料理は中華料理の中でも特に味が濃いということだろうか。

火鍋の他に湯葉炒めなどをつまみながら、いろいろ雑談した。

出生率の低下と職の流動性などについて。

昔、外国で外人と話していて、出生率の低下が話題になった時、
「日本の出生率はどうしてそんなに低いの」と聞かれて、
僕が「日本人は家族愛に乏しいから」と答えたら、一緒にいたI田先生が、

「むしろ金銭的な理由でしょう。女性が子育てのために仕事を辞めて、その後再就職しようとしても、就ける仕事はパートくらいしかなくて、昔の給料に比べてがくんと減っている。けして元の給与レベルに戻ることはない。それでも子供を産みたいかという話」

などと言っていたのが印象に残っていて、皆さんの意見を聞いてみた。

実際、日本は再就職が難しい社会構造をしていると思うので、出生率が低いことの一因にはなっているかも知れない。

ニューヨークのAT&Tの研究所で女性研究者の人と話した時、アメリカ人は現状よりも少しでも良い職場を求めてがんがん転職していくという話を聞かされた。
大陸の反対側により良い仕事があると聞けば、夫や子供を置いてでも移動しちゃうのがアメリカ人。

様々な良い職場で働いてきたということが、ひとつの売りにもなる。

学歴社会より職歴社会である。

しかし、日本も次第にそんな方向に向かっているような気もする。

今後、職の流動化が進んでいけば、出生率も上昇するかも知れない。


kogeさんによる報告

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2006年02月08日

京都のチャイハネ シルクロードのデザイン

四条寺町下ル、ライブハウス都雅都雅から駐車場を挟んだ南、
雑居ビルの片隅に「チャイハネ」という小さな看板が出ています。

階段を上がって二階、カウンターだけの狭い店。
雰囲気的には喫茶店ではなくバーといった感じです。
実際、いつもは夜しか営業していないそうです。

ペルシャチャイ・ロシアンティー・トルココーヒー。

魅力的な響きのメニュー。

ペルシャチャイを頼むと、サフラン入りの角砂糖と一緒に出されました。
これを舐めながら飲むものだそうです。

シルクロード風の内装は最近ではそれほど珍しくないですが、
むしろマスターのかつての仕事の話が興味深いです。

テヘランの大学に勤める知り合いを訪ねたのをきっかけに、
シルクロードにはまってしまったマスター。

ここで生計を立てられないかと考えて始めたのが、
シルクロードを西へ東へ旅しつつ、独創的な民芸品をかきあつめ、
そのデザインを日本のメーカーに売り込むという仕事。

僕らが普段身につけている服や日用品の商業デザイン。
さらには企業の商標やロゴ。
実はシルクロードから来ていたりするそうです。

砂漠の村では百年前の生地を今でも使っていたりして、ものすごい量のデザインの蓄積があるとか。

最近では若干取り尽くしてしまった感もあるそうですが、その頃はまだ始まったばかりで、
知り合いからは「なんでそんなことでお金になるの」と不思議がられていたそうです。

「今じゃ知的資産とか言われてますけどね。当時はそんな布きれどうして買うの、という感じだったんですよ。
 でも、アルメニア人とユダヤ人は当時からその価値に気づいていて、取引を仕切っていましたね。
 彼らは流浪の民だから。普遍的な価値が何であるか、分かるんですよ」

目のつけどころです。

探してみれば、世の中には趣味と実益を兼ねたような仕事がたくさんあるのではないかと思います。

Posted by taro at 21:20 | Comments (0)

2005年12月26日

ハヌカ

出町柳のファラフェル店に行った。

ファラフェルというのは中近東で昔から食べられてきた軽食で、
ひよこ豆を揚げたボールをピタパンで挟んだものである。
スロー・ファーストフード、などと銘打って、最近あちこちで売られている。
野菜が多く、体に良さそうである。

僕はこの店を頻繁に利用しているのだが、今夜は二階がいつになく騒がしい。

階段の下から見上げると、外人たちが大きなテーブルを囲んで騒いでいる。
十人、二十人。
年齢層はばらばら。おじちゃん、おばちゃん、若い女の子から子供まで。
何の集まりだろう。

小学生くらいの女の子を連れた外人の夫婦が入って来た。
おばちゃんと目があったので、聞いてみた。

「何のパーティーですか」

「ハヌカよ。今日から始まるの」

おばちゃんは嬉しそうに言った。

なるほど。ファラフェルの店だけに、ハヌカのパーティーが行われるのか。

もうひとり、太めのおばちゃんが続けて入ってきて、家族連れのおばちゃんに話しかけた。

「あらー、久しぶりね」
「何年ぶりかしらー」

みたいなことを英語で言いながら、おばちゃん同士で抱き合う。

一方、二階から降りてきたおじちゃんは、店長と何語か分からない言葉で喋っている。
参加者の国籍も様々なのだろう。

二階の一同は合唱を始めた。この言葉も分からない。
店長に聞いたら、ヘブライ語だということだった。

ハヌカはユダヤ教のお祭りで、クリスマスに近い時期に祝われる。

昔はそれほど重要な祭りではなかったのだが、
キリスト教徒が楽しげにクリスマスを祝っているのを見て、
寂しく感じたユダヤ人の間で盛んになっていったという。
なんとも人間くさい起源である。

それを言うならクリスマスだって、
冬至の祭りをうらやましく思った古代キリスト教徒が始めたという可能性を否定できないが。


ハヌカに関する説明は以下のサイトにくわしい。

http://www.myrtos.co.jp/topics/juda/juda03.html#Q9

Posted by taro at 00:25

2005年12月25日

京都で雪

京都で雪が降ると、こんな感じです。

Posted by taro at 15:59 | Comments (0)

2005年11月13日

【お薦めの博物館】益富地学会館 石ふしぎ博物館

地学分野、主に石に関する小さな博物館なのですが、非常にお薦めです。

とにかく、狭いスペースにものすごい充実度。

運営者が好きでやっているということがびしびし伝わってきます。

様々な石、宝石、鉱物、化石、とにかく石だらけ。

珍しい石がたくさん展示されています。

雷が落ちた際、砂粒が融けて木の根のように固まった「雷の化石」。

四国の香川で採れる、叩くと金属のように澄んだ音のするカンカン石(学名サヌカイト)。

漢方で使われる多種多様な石の薬。

さらに、龍安寺の石庭の石をアップで写した写真があって、

「東から4番目の2石。左はチャート。右は頁岩」

などと分析されています。

設立者の益富寿之助博士は元々薬剤師だったのですが、地学が非常に好きで、
日本地学研究会というアマチュアの地学団体を作ったりし、
その功績によって紫綬褒章という勲章までもらってしまったそうです。

益富地学会館は三階建ての建物で、一階が受付と売店、二階が図書室。
三階の展示室をぜひ見ていただきたいのですが、ここは土曜と日曜しかオープンしていません。

場所は出水烏丸西入ル。京都御所の西です。

http://www.masutomi.or.jp

Posted by taro at 15:26 | Comments (2)

2005年09月09日

トラックで運ばれる神主

デジカメから見つかった古い写真ですが、載せます。(画像をクリックすると拡大されます)

葵祭の時だと思います。

京都ではたまに神主がトラックで運ばれています。

Posted by taro at 19:14 | Comments (2)

2005年09月05日

東山で月を見ませんか

もうじき中秋の名月です。

昔から行ってみたいと思っているけど行ったことのない施設、
東山の花山天文台が今週の土曜日に一般公開するらしいので、行ってみようと思っています。

ご興味のある方、一緒に行きませんか。

45センチ屈折望遠鏡で月を見てみませんか。

中秋の名月には一週間足りないですが。

午後一時から八時半まで公開しているようです。

昼間は太陽を見るらしいです。

Posted by taro at 00:23 | Comments (0)

2005年09月01日

フィギュア博物館

四条大宮でフィギュア博物館という場所を見つけました。

フィギュアばかり展示しているようです。
ジャンル別に分類し、初めての方にもフィギュアの良さが伝わるような展示を心がけているそうです。

一階がフィギュア店、二階が入場有料の博物館です。

フィギュア店の方だけ覗いてみると、客は全員外人でした。

すごいですね、日本のフィギュア。
京都に観光に来る外人の心をがっちりつかんでいます。

スペイン語かポルトガル語らしき言葉を喋っていた女の子が店員さんに、
サムライスピリッツのアクションフィギュアが今朝あったがもう無いのかとか聞いていました。
あいにくそれは売り切れていたらしく、女の子はすごくくやしそうにしていました。

Posted by taro at 21:05 | Comments (0)

2005年08月07日

寺町通りで弓道の練習しているおじさん

寺町通りのアーケードを夜の11時頃に歩いていると、
店の前で弓道の練習をしているおじさんを見かけます。

俵の的から一メートルくらい離れて、
姿勢を正して、
弓に力をこめて、
ぶすっ。

深々と数十センチ突き刺さります。

もう六十代くらいのおじさんだと思いますが、かなり絵になってます。

ホームページに載せてもいいですか、と尋ねてみましたが、
「いいですよ」と快く承諾してもらえました。

大阪屋呉服店というお店です。

Posted by taro at 13:15 | Comments (0)

2005年07月22日

錫屋さん

我が家の近所に錫屋さんがあります。
寺町といって、昔からのマニアックなお店がたくさん並んでいるあたりです。
筆屋とか和紙屋とか茶道具屋とか。

錫屋さんの店内には錫食器や錫製の壺がたくさん並べられています。
工芸家の人が作った芸術作品みたいのも置いてあります。

錫食器は高価なので最近はあまり使われないようですが、錆びないので昔は好まれていたらしいです。
金銀銅に次ぐ価値を持っていたこともあるとか。
人類がもっとも古くから利用してきた金属のひとつだそうです。
なぜかといえば、錫はかなり融点が低い。ゆえに鋳造が簡単です。
コンロで温めたフライパンの上でも簡単に融けます。
はんだみたいなものですが、形のあるものを融かしてみるのは面白い。

ぼくも錫屋さんで蟹の形をした箸置きを買ってきて、フライパンの上で温めてみました。

融けるのを待つのはなかなかじれったいですが、じっと見つめていないとその瞬間を見逃します。

さっきまで蟹の形をしていた箸置きが一瞬で液体金属になり、
表面張力でぴんと張って、水滴のように丸くなってしまうのは面白いです。

まるでターミネーターの敵です。
たぶん、あれは錫か何かを融かしている時に思いついたのでしょう。

仕組みはよく分かりませんが、錫の容器でお酒を温めるとおいしくなるそうです。

今度買って試してみようと思っています。

Posted by taro at 18:26 | Comments (2)

2005年06月22日

京都の占い師たち

最近、河原町御池の交差点の角に占い師のおじさんが立っています。
六十代くらいの小柄な男性で、ワイシャツにスラックス、きちんとした身なり。
薄い頭髪、ほっそりとした面立ち。
いつもにこやかな笑みを浮かべています。
小学校から持ち出してきたような小さな机を置いて、
「占い無料」「新潟地震への寄付をよろしくお願いします」
と書かれた紙が貼ってあります。

結構繁盛しているようです。
平日は二、三人、休日には六、七人も並んでいることがあります。
無料といっても、みんなそれなりの寄付をしていくのでしょう。

すごく人の良さそうなおじさんですが、かなりのやり手ではないかと思われます。

貼り紙には「本日のみ」と書かれているけど、毎日います。
観光客の多い京都ならではの商売でしょう。

京都では昔から四条河原町のまわりに何人もの占い師がいます。

南西の角にいる占い師のおじさんは、五十代くらいで福々しい顔をしていますが、
家がないので近所の公園で暮らしていると言っていました。
いくら占いが得意でも、お金持ちになれるとは限らないようです。

一方、北東の角には京都で一番有名な占い師、「河原町の母」がいます。
かなりの年齢のおばあちゃんですが、いつもはきはきしていて、
占い師にありがちな深刻な雰囲気が全然ありません。
週末には若い女の子たちが並んで順番を待っています。

姓名の画数で占うのですが、どちらかというと占いよりカウンセリングといった感じです。

ぼくも一度占ってもらったことがあるのですが、家族構成とかを聞かれ、
「あなたは傷つきやすい性格だから……」とか言われました。

そして励ますような口調で、
「きっとうまくいくわよ。努力すれば」

すごく前向きです。運命よりも努力の方が大切のようです。

逆に彼女の身の上話を聞いてみたところ、これがなかなか面白かったです。

「私は一番が好きでね」と、いきなり言われました。「なにごとも一番になることが大切」

最近はあまり流行らない考え方だと思います。

「小学校では級長をしていたの」

自慢げに言います。

「京都で一番の喫茶店にしようと思って」、経営者をしていたのですが、
いろいろトラブルがあって閉店し、流れ流れて占い師になったそうです。

それでも結局、京都の占い師でナンバーワンになったわけです。

ただ、河原町御池に新たなライバル出現で、
彼女がどう思っているのか、ちょっと聞いてみたいところです。

Posted by taro at 00:11 | Comments (2)